円形脱毛の症状

円形脱毛とはその名前のとおり、円形に脱毛するということだけではありません。
円形脱毛の種類としては、頭部全体が脱毛する全頭円形脱毛症や、まつ毛やまゆ毛などの頭部ではない体の他の部位の毛が抜ける汎発性円形脱毛症などがあげられます。
円形脱毛の症状は「円形脱毛症」という名前がつき、一般的に毛が抜け落ちた形状が「円形」ととらえられがちですがその形状や大きさについては多様です。
円形脱毛の毛は他の抜ける毛と違い、抜けた毛に毛根がついておらず、とがった鉛筆のようでひっぱるとするっと軽く抜けてしまいます。
一日あたり100本ほど抜けていきます。抜ける際は痛みもなく、気になる症状というのはほとんどありません。
円形脱毛は、徐々に進行する「男性型脱毛症」と異なり、ある日突然につるつるとした頭皮を発見し気づくことが多いようです。円形脱毛はそのまま放置しても自然治癒することが多く、数ヶ月後には柔毛が生えそしてその後は通常の毛が再び生えてきます。

円形脱毛とその原因

円形脱毛のその原因は現在のところ明確にはされていません。
円形脱毛のその要因として考えられていることには、遺伝的素因、精神的ストレス、内分泌異常、自己免疫疾患等があげられます。
円形脱毛の原因は、このなかで自己免疫疾患が有力な説だといわれています。
免疫とは人間の体を外部からの浸入物から守ってくれる機能ですが、それに異常が起こると自身の体を逆に攻撃し、その結果として毛根が破壊され髪が抜け落ちていくという症状がでます。
円形脱毛の原因のひとつの遺伝的素因というのは、家庭内で30%の発症がみられます。
一卵性双生児の両性で円形脱毛を発症する確立が高いことがいわれています。
以上の医学的な要因がまずみあたらない場合に精神的ストレスが考えられます。円形脱毛が生じる3-4ヶ月前に起こった生活上の大きな変化や精神的に打撃をうけた、心配ごとがあったなどということが思いあたればこれに該当するのではと考えられるでしょう。

円形脱毛の治療と日常生活

円形脱毛は、原因がストレスの場合だと半年ほどかけて自然治癒するそうです。
円形脱毛の原因がストレスの場合を除く治療法は主に対処療法となります。
円形脱毛の塗り薬の代表的なものには、フロジン液があります。これは皮膚の血管を拡げ血行をよくし、機能改善を促す作用があります。頭皮に塗布すると、頭皮の血行が促進され毛根の機能を向上させる効果をはかり脱毛予防を促進します。
またステロイド(塗り薬・注射・内服)は炎症を抑え、円形脱毛にも使用されます。
しかしながらこれは、副作用もあり初期的な症状のみに有効とされており難治な方には不向きです。いずれにしても自己判断せずまずは専門医にかかりよく相談したうえで服用することが大切です。
円形脱毛においての日常生活の注意点は、頭髪は夜の10時から夜中の2時ごろにその成長が進むといわれているため、しっかりと睡眠をまずとることです。またバランスの取れた食事を摂ることもいうまでもありません。そして円形脱毛を悪化させない、また罹らないためにもストレスをためず気持ちの入れ替えを行うことも大切でしょう。


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